クリニックについて
だいだいの丘でやさしい時間を。
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だいだいの丘クリニックについて
理念
「家で過ごす」を当たり前に。
社会的マイノリティ(病気、障がい、不登校、性的指向等)ゆえに生きづらさを抱えている人たちの居場所を作り、互いに支え合って生きていく(共生社会)ためのサポートを行います。また共生モデルの発信源となるように活動していきます。
「だいだい」の丘は、夕陽が見える「橙」色と、世代が繋がる・世代のミックスを表す「代々」の両方を含意しています。
ごあいさつ
だいだいの丘クリニックは、多くの方々に人生をより豊かに送っていただけることを願って開設されました。見慣れない診療科があるかもしれませんが、難しいことはありません。心と身体のつらさ、その両方を和らげるクリニックだと思ってください。
働いている方、そのご家族が受診しやすいように、平日の遅い時間、土日にも外来を開けることにしました。また発熱外来専用ユニットを設けたり、デジタル時代にも対応した仕組みづくりをしています。
開院にあたり『Space To Be You』という標語を作りました。あなたが“あなたらしく”居られる場所という意味です。多くの方が安心して過ごせるようにカフェを作りました。クリニックの待合室とカフェの間に境目はありません。受診される方もそうでない方も、気軽にお越しください。
だいだいの丘クリニック院長
cafeだいだいの丘ディレクター、絵本作家 阿部 泰之 (あべやすし)
基本概要
法人名 | 一般社団法人 だいだいの丘 |
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法人開設 | 令和4年11月1日 |
代表者 | 代表理事 阿部 泰之 |
設立目的 | 病気や障害ゆえに生きづらさを抱えている地域住民に対し、科学的かつ適正な医療及び看護並びに福祉の提供を図ることを目的とし、その目的に資するための事業を行い、もって住民の健康及び福祉の普及に貢献する。 |
適切な意思決定支援に関する指針―だいだいの丘クリニック
当院では患者さんご家族の意思決定を支援するにあたり以下の指針を定めています。
- 医師および医療者から、病状、治療の選択肢、見通しなどに関しての情報提供を行います。分かりずらい点があれば何度でも説明しますのでお尋ねください。
- 患者さんやご家族と医療職や介護職が話し合うことを重視します。同席できないご家族、医療職、介護職等には話し合いの内容を共有することがあります。
- 患者さん本人の価値観を軸に、ご家族や医療職、介護職も納得できるような意思決定を目指します。
- 人間の意思は変わり得るものです。後日結論が変わることも想定しています。そのためにも繰り返し話し合いを行います。また繰り返し話すことで納得を得られやすいという利点もあります。
- 意思を伝えられなくなったとき(意識障害や認知障害の進行)に備えて、患者さんが自分の意思をあらかじめ伝えておくことができます。ご自身で文書を作られてもよいですし、当院でカルテ等に記載して残しておくこともできます。「あらかじめ意思を伝えておきたいがやり方がわからない」という方はご相談ください。
- 意思を伝えられなくなったとき(意識障害や認知障害の進行)に備えて、患者さんが自分の意思を推定できる人を前もって決めておくことを推奨しています。代理意思決定者と言います。これについても医師等に相談することができます。
- 「家族」について、当院では血縁者だけではなく、患者さんが情緒的もしくは経済的繋がりを持っている方を「家族」と認識しています。
- 上記について話し合った内容やプロセスはその都度文章にまとめ、患者さん、ご家族、関係する医療職、介護職等と共有します。
だいだいの丘クリニック院長 阿部泰之